アフターコロナに向けて

「気づき」と「思いやり」の羽根


新型コロナパンデミックにより、世界中が大きく動きました。


100年前のスペイン風邪、コレラが大流行した時はどんな状況だったのだろうと考えます。今より衛生面も医療環境も整っていたわけではないでしょうから、それは想像すると地獄図のようだったのかと恐ろしく感じます。


今の状況は、そうは言っても私たち日本人は、綺麗な水も飲めるし、温かいお湯も当たり前に出てお風呂にも入れます。


でも、このパンデミックが起こる以前から


苦しみの中に生きている人たちは世界中に沢山います。


綺麗な水を飲むこともできない子供達が沢山います。


私のYogaの師匠 Leza Lowitzは、いつも私たちに「2つの羽根を持つ」と教えています。


1つは「気づき」もう1つは「思いやり」


このパンデミックによって、何百年と繰り返してきた歴史において、私たちは「気づき」の扉に立つ2020年だと思うのです。


そして扉の先にある新しい時代は「思いやり」の世界。


私たちは、すごい世界の狭間に生きていると思うと、身震いするほどドキドキしてしまいます。


過去に、世界を変えた織田信長も西郷隆盛も、ガンジーもマザーテレサも、ハーネマンも見れなかった世界を見れるんですよ⁈


ホメオパシーに関しては、未だに世界中に浸透していないこの状況を見たら、ハーネマンはガッカリしてしまうかもしれない。。


でも今後は、ホメオパシーがどれほど人々にとって必要不可欠なものとなるか!と予想します。


そう思うとワクワクしませんか⁈


私はワクワクしてます!


今までの価値観や物質的なものを捨てる覚悟で、勇気はあるつもりでも、もちろん怖さもあります。 半端なく!


それでも好奇心を持って生きていく。


この「好奇心」がキーです。


ここに、気づきがあります。


「気づき」は、ただ気づいて終わりでいいんです。英語では、Awarenessといいます。


ただ気づけばいい。


気づいている自分に、「気づいている」と意識する必要もない。


体の気づきを観察するボディスキャンという方法があります。


例えば、ただ座って自分の体を観察します。


「あ、右目が痒い」、「お腹が張ってる」


など。 


これが気づきです。


「何でお腹が張ってるんだろう? そう言えば昨日、夜遅くに食べたからかな〜」


とかは要らないです笑


それは気づきではなく、感情になります。


このAwareness 気づきは、とてもシンプルなんです。


今、何が起きてるか、そのまま見る。


体、感覚が今、何を感じているか。


思考パターンにとらわれていない、とても自由な状態です。


そして、それに自分がどう反応するか。


これが「思いやり」です。


それから「それと共にいられるか」


瞬間、瞬間に起こること、それが「今」


そのたびに自分を痛めつけるような思考パターンをやめます。


傷を重ねないこと。


「それ」にただ気づいて


「それ」と共にいられるか、いられないか


私たちはこれから、この「それ」と共にいられますか?と自分に問う日々になるのだと

思います。


その時に、思いやりを持って挑んでいく。


そして好奇心を持って。


そして「感謝」を持って、あまねく自然の叡智と恩恵を受けて。


「何ができるか」というテーマは、その後だと思うのです。


まずは、毎日5分、静かにそこに座り


呼吸を感じて。


ただただ、気づいては放し、気づいては放しを繰り返すAwarenessの中で練習をしましょう。


そして「気づき」と「思いやり」の2つの羽根を持ってください。


誰にでもできる、お金もかからない


古代から現代に伝えられてきた智慧、健康法です。


(by 松下 友己枝)

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